英語でコミュニケーションできるから海外に行くわけではない!?〜海外経験アンケートより〜

2016.03.18 東大生に聞いてみた Facebook Twitter Line

春休みもそろそろ最終盤ですね。
寒さを憂い南国に行った人、友人との関係の節目に卒業旅行に行った人、色々な目的で旅に出た人が多いと思います。そんな中、今回の特集記事では東大生の海外経験について行ったアンケートの結果を、私の体験談を交えつつまとめていきたいと思います。

アンケートでは100件以上の回答をいただきました。誠にありがとうございました。

東大生の8割程度の人が海外経験を持っているようです。そして、その3分の2程度の人が留学や海外研修の経験を持っているという結果が得られました。
しかし、彼らが英語に対して自信や確固たる実力を持っているかと言えばそうでもないようです。まずは下の4つのグラフを見てください。海外経験がある人の渡航前の英語能力とコミュニケーションに対する不安を、渡航目的別にまとめたものです。

20160322_120160322_2

20160322_320160322_4

 

 

 

 

 

 

 

 

留学や研修などで海外に行っている学生の中には、十分に英語を話せてコミュニケーションに不安がない人がいます。しかし、必ずしも、海外留学や研修の経験がある学生が、旅行のみの海外経験を持つ学生より英語に精通しているとは言えない結果になりました。ちなみに海外経験のない学生は、ほとんどの人が強い不安を感じている反面、多くの人が留学してみたいと思っているという結果も得られました。

それでは、彼らはその足りない部分をどうやって補ったのでしょうか。
回答者の4分の3が身振り手振りを使ってコミュニケーションを行うことを試み、その9割もの人が有効だったと答えました。ちなみに私も先日トルコ人街に行った際に英語がまったく通じなかったのですが、身振り手振りと日本語でどうにかなりました。同じ人間ということで、共通する部分もあるのか、身振り手振りでも通じるものなのですね。

また、海外に行くことで日本という国が浮き彫りになることもあるようです。
アンケート結果から鑑みるに日本の清潔感や安全性、高水準のサービスを再認識する人が多いようです。個人的には、海外には自由な国が多く、日本は良くも悪くも国民が守られすぎていると感じました。そして、海外経験は母国の現状だけではなく、自分というものも浮き彫りにできるものだとも思いました。物理的な拘束がある中で、日本において自分が本当にやりたいことがはっきりするような感覚がありました。

今までコミュニケーションに不安があるからといって海外を敬遠していた学生も、是非次の夏休みなどの機会にどこかへ行き、日本、ひいては自分というものを見つめ直してみてはいかがでしょうか。

TOPへ戻る