東京大学公式の情報サイト「東大ナビ(UTokyo navi)」は、本学の部局や研究所が開催する多彩なイベントの情報を集約し発信しています。


Summary

    • 溢れるハチ公愛♡ハチ公展示も充実!

    • 学部広報誌や研究紹介ポスターなど、農学部の情報が満載!


みなさんこんにちは!秋学期が始まってから一ヶ月がたちました。卒業論文にむけて研究をしたり、進学先の学部の課題に追われたり、忙しい日々を過ごす人も多いのではないでしょうか??でも、今は何をするにも快適な秋!キャンパス周辺を散策してみると気分転換になるのではないでしょうか。

でもそんなに遠くまでは歩きたくない??それなら学内にある『農学資料館』を訪ねてみてはどうでしょう??今まで知らなかった農学部の魅力や、忠犬ハチ公の秘話、珍しい文献などなど、時間を忘れて楽しめること間違いなし!今回の記事ではそんな『農学資料館』を紹介します。

弥生キャンパス正門のすぐ近く!

農学資料館は東京大学弥生キャンパスの正門から入ってすぐ右にあります。外観はレンガ造りのモダンな感じですが、中に入ってみると木が多く使われており、温かい雰囲気に包まれます。
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館内には『昔の農学部の写真』『農学部広報誌』『マルクス・ヴァーレンベリ賞の賞状展示』『鈴木梅太郎教授の説明』や、『農学部紹介ポスター』、『国牛十図』『ハチ公の展示』があります。
この中からいくつかピックアップして紹介します。

ハチ公が満載!〜ハチ公展示〜

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みなさんは農学資料館に忠犬ハチ公の展示があるのをご存じでしょうか??渋谷駅にハチ公の銅像があるのは有名ですが、実はハチ公の飼い主は東京帝国大学農学博士の上野先生なんです!ハチ公は、東大農学部にゆかりがあったんですね。ここでは、弥生キャンパスにある『上野英三郎博士とハチ公像』の制作過程を説明した資料など、ハチ公好きにはたまらない、そしてハチ公初心者の人も十分に楽しめる内容が展示されています!私が特に面白いと思ったのは、つぎの展示です。

『全国ハチ公巡り』
ここでは、東日本に存在するハチ公ゆかりの地がフォルダーにまとめられています。この資料を見て驚いたのはハチ公の像が日本各地にあるということです。ハチ公を称えた像は東京だけに設置されているわけではないそうです!ハチ公を求めて三千里、という訳ではありませんが、この展示を参考にして全国ハチ公巡りの旅をしてみるのも面白いかもしてませんね!

『ハチ公の臓器』
なんとホルマリン漬けにされたハチ公の臓器が展示されています!ハチ公の剥製が上野の国立科学博物館にあるのは有名な話ですが、臓器がここにあるのは初耳でした。そしてさすが農学部の展示だなあ、と思うのは臓器の状態からハチ公の当時の健康状態を説明していることです。このように獣医学の進歩によって新たなハチ公の事実が明かにされることも、農学部ならではの面白さなのではないでしょうか?

農学資料館には、ほかにも東大農学部出身の偉人についての展示があります!

鈴木梅太郎教授の展示

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この展示ではビタミン学の先駆者である東京帝国大学鈴木梅太郎名誉教授の功績が文章とともに紹介されています。鈴木名誉教授は、1910年に世界で初めてビタミンの抽出に成功した人物です。でも日本語で発見の第一報をしてしまったため……(詳細は展示でチェックしてみてください!)

普段の授業やインターネットで知ることができる大学の研究は戦後のものが多く、東京大学が誕生した頃の研究の内容を知る機会はなかなかありません。『農学資料館』には鈴木教授の展示以外にも、歴史的な書物も展示されています。あまり知られていない昔の農学部の姿や貴重な書物を眺めてみるのも面白いかもしれませんね!

ここまではディープな農学部について紹介してきましたが、農学資料館には農学部を俯瞰して知ることができる展示も数多くあります。最後にそのうちの1つを紹介したいと思います!

農学部広報誌〜弥生〜

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農学資料館では、東大農学部が出版している農学部広報誌『弥生』やイベントのチラシが配布されています。『弥生』には農学部で行われている研究の最前線の話や、学生のインタビュー、キャンパス・演習林紹介などなど、農学部の今!が掲載されています。特に個人的にオススメなのは、イベント情報です!農学部が所有している演習林などでは、『牧場公開デー』や『ジビエで学ぶ野生生物』などなど、他の学部では体験することができないような珍しいイベントも多く、私もついつい手帳で日にちをチェックしてしまいました(笑)

このように冊子に情報がまとまっているので、インターネットで調べるよりも簡単に農学部について知ることができます。進学選択に悩んでいる人や、日常を抜け出して大自然と触れ合いたい!という人も『弥生』を読んでみるといいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?? 農学資料館は単なる学部の紹介だけに留まらず、農学部の歴史やハチ公の臓器など個性豊かな展示が盛りだくさんでした!みなさんも普段は知ることのできない、農学の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

おまけ

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農学資料館で展示されている上野博士とハチ公の銅像は、農学資料館を出て左手にあるので時間のある人は是非見に行ってください!

★農学資料館
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/shiryoukan/