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あんなに楽しかった夏休みも終わってしまいました。少し寂しいですが、これからは何をするにもピッタリな『秋』の季節がやってきます。『秋』という言葉から連想されるものには食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、行楽の秋、などがあり想像するだけでもワクワクしますね!

そして秋といえば『読書の秋』も外せませんよね!

と言いたいところなのですが、私自身は家事に手間取ったりバイトが忙しかったりと、高校生の頃と比べて読書ができていないように感じています。。。
そこで今回東大ナビでは、大学入学後の読書観の変化についてアンケートを行いました。(このアンケートには94人の東大生にご協力いただきました。ありがとうございました。)

これから始まる読書の秋をより一層満喫するために、アンケート結果からご自身の読書観を振り返ってみませんか??

Q. 大学生になって読書量はどう変わりましたか?

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まず初めに読書量の変化について質問しました。読書量が『増えた』と答える人が半数を超えていました!
『増えた』と回答した人の意見としては、「受験勉強から解放されたことによって暇な時間が増えたから」という『自由な時間が増えた』ことに起因するものや「授業やレポートのために読まないといけなくなった」などがありました。

一方で『減った』と回答した人の意見には、「通学手段が電車から自転車になって本を読む時間が無くなった」という『環境の変化』によるものや、「専門書を読むためには深く読み込まないといけないので読書のペースが落ちた」というものがありました。

この結果を見ると『大学入学』を境にして読書量が変化した人が全体の8割もいることから、読書が生活の変化の影響を受けやすいことが窺えます。私自身も高校生の頃までは実家の近くに大きな図書館があったので、家族で何冊か本を回し読みして感想を共有していました。しかし大学進学後は一人暮らしになり、自分の趣味にあう本を読んでいる人が周りにいなかったので本の話題をする機会が減るとともに、読書をする頻度も段々と減ってしまいました。

読書量は個人の環境の変化によって大きく差が出ていましたが、読書をするジャンルは大学入学後にどのように変化するのでしょうか?詳細を見てみましょう!

Q.どのようなジャンルの本を読んでいますか?

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この質問では『文芸書,専門書,実用書,参考書,漫画,雑誌,児童書』の中から最大3つまで選択してもらいました。(その中で注目すべきものを載せています。)やはり小説やエッセイといった個人の趣味に直結する文芸書は大学入学後も多くの学生が読んでいることが分かります。私も部屋が狭いにも関わらず昔から読んでいる作家さんの新作小説が出た時にはついつい買ってしまいます(笑)

大きな変化があったのは『学び』に関する本です。高校生のころは受験勉強の友とも言える参考書を利用した人も多いのではないでしょうか。一方で大学では高校の頃と比べて学ぶ内容がより高度なものになるため、専門書を読むと答える人が大幅に増加しています。特に理系の分野では専門書の内容は『最低限身につけておく内容』という印象が強いため、専門書を読み込むように求められる機会が増えていくようです。

続いては読書をするタイミングについて質問をしてみました!皆さんはいつ読書をしているのでしょうか??詳細を見てみましょう!

Q.いつ読書をしていますか?

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この質問は自由回答にしていたのですが、多くの人が『通学中(電車)』、『就寝前』と回答していました。通学中であれば決まった時間に定期的に本を読むことができるため、読書を習慣化するにはピッタリの状況なのかもしれませんね!ただし1番最初の回答にもあったように通学方法が変わってしまうと読書をしなくなってしまう、というリスクもあります。

その一方で『就寝前』という時間は環境の変化に左右されにくいので、読んでいる人が多いのかもしれませんね。私も日中や放課は課題や学生実験で忙しいので、就寝前の時間に哲学系の本を読むようにしています。この読書習慣が身についてからは心が落ち着いてグッスリと眠れるようになりました。ただし就寝前にアクション系・ホラー系の小説を読んでしまうと逆に興奮して眠れなくなってしまうので、読む本のジャンルには注意が必要かもしれません….(私も小説が気になってしまい途中で読書を中断することができなくなり、夜を明かした苦い経験があります笑)。

他の意見としては『空きコマを利用する』や『定期的に読めないので長期休みに一気に読む』など時間を上手に利用している意見も多く寄せられました。

やっぱり読書はやめられない
いかかでしたか?このアンケートを実施するまでは『みんな忙しいから読書量が減って困っているんだろうなー』と思っていたのですが、読書量が増えた人が6割近くもいてかなり驚きました。読書のタイミングの質問では『通学中』と『就寝前』と回答して人が多いことからも、東大生の多くがこのスキマ時間を上手く利用して読書を楽しんでいることがわかりました。

また『時間が足りない』『お金がかかる』などといった悩みがある人もいたのと同時に、それでも読書を何とか続けたいと思っている人が多くいることもわかり、『読書』は一度習慣にするとやめられないものだと改めて思いました。

何かと忙しい大学生活ではありますが一度立ち止まって読書習慣を振り返ってみると、読書の秋をより有意義なものにできるかもしれませんね!

またこの記事の最後にアンケートで聞いた『大学に入ってから読むようになった本』を載せておくのでぜひチェックしてみてください♪

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