東京大学公式の情報サイト「東大ナビ(UTokyo navi)」は、本学の部局や研究所が開催する多彩なイベントの情報を集約し発信しています。


Summary

  • 情報学環メディアスタジオは東大で唯一の撮影・編集の両方が出来る施設

  • ワークショップへの参加で施設や機材が利用可能に!

  • 目標は『映像による知の集積施設』を東大に作ること?!


「皆さんが最後に撮った動画は何ですか?」
旅行先で撮影した動画やSNSで見つけた可愛い動物の動画など、様々な答えが返ってくると思います。でも撮りためた動画が、スマートフォンの中でそのままになってる人も多いのではないでしょうか??(私もその一人です苦笑) 手軽に動画を撮ることが出来るようになったからこそ、「編集して動画でもっと表現がしたい!!」という人も多いと思います。実はそんな悩みを解決してくれる施設が東大にあります!ご存じでしたか??

メディアスタジオとは?

今回は東京大学情報学環本館にある『メディアスタジオ』にインタビューしてきました!メディアスタジオとは、2016年に東京大学に初めて誕生した『映像を撮影し編集する』ことができる施設です。従来、大学では主に書籍や論文といった文字による知の集積が行われていました。一方、近年では手軽に動画が撮影・保存されるようになったことから、映像も新たな知として認識されるようになりました。そこで情報学環では映像などを撮影・分析・収集する施設としてメディアスタジオを設置しました。
メディアスタジオには、プロが使っている撮影機材や番組の撮影をすることが出来る撮影/録音スタジオが完備されており、東大の学生や教職員であれば使うことができます。さらに編集室では国内外の有名なドキュメンタリーを視聴したり、過去一週間のテレビ番組を遡って視聴することもできるので、映像の分析も行えます!(詳しくはメディアスタジオのホームページの【利用の手引き】をご覧ください)
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メディアスタジオを使うには?

メディアスタジオは東大の関係者であれば利用できますが、使用目的に応じてワークショップを受けなければなりません。ワークショップはAとBに分かれており、Aでは『ビデオカメラ/三脚/編集用PC』の取り扱いを、Bでは『撮影/録音スタジオ』の使用方法を学びます。具体的にはワークショップAを受講すれば撮影や映像編集の基本的な操作方法を学ぶことができます。つまりプロが使用するビデオカメラ等を持ち出してどこでも撮影ができるようになっちゃうんです!!さらにBを受講すると特設スタジオでの撮影方法を学ぶことができます!私も動画を制作する予定があるので、この講習会を受講して本格的な撮影・編集テクニックを磨きたいです♪

ワークショップは年度の前期と後期で1~2回ずつ行われますが、毎回定員が埋まってしまうとのことです。参加したい方は早めに申し込むとよいかもしれません!詳しい開催日程は直前になるまで分かりませんが、メディアスタジオに事前にメールをしておくと、日程が決まった際に連絡ががくるそうです。(ワークショップのお知らせはこちらから!⇒http://mediastudio-utokyo.com/news/)
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授業でより高度な技術も身につくこと間違いなし!(メディアスタジオ実習)

大学院生のみ対象ではありますが、「機材の使い方だけじゃなくて、動画や番組の構成も積極的に学びたい!」という人はメディアスタジオの施設を使った授業『メディアスタジオ実習』を受講してみるといいかもしれません!

過去に参加した学生の感想では、「動画や番組の企画や編集は慣れるまではかなり大変だった。でも自分の考えや世の中の問題点を知らない人にどのように伝えればいいか、この授業を通じて学ぶことができた」などというものもあり、単に自分の撮影したい動画(番組)を作るだけでなく、課題解決のプロセスを学ぶこともできるそうです。またこの授業ではテレビ局のプロデューサーなどの外部の方をお呼びするので、自身の動画や番組に意見をもらったり、グループでディスカッションをして意見交換できます。撮りたいモノが決まっている人や将来ドキュメンタリーを制作したい人にはピッタリなのではないでしょうか??

メディアスタジオの目標

このようにメディアスタジオは映像で表現をしたい人たちの強い味方であり、大学の広報動画やオンライン講義の撮影・編集に大活躍しています。一方で将来的な目標は『映像制作の拠点となる環境を東大に整備し、映像による知の集積を進めること』ことだそうです。今の大学システムでは映像に関する研究を継続するためには海外に留学するか就職するしかなく、人材が集まりづらいのが課題だそうです。
そうした現状を改善するために『スマホで撮った動画をスマホで手軽に編集する』クリエイティブワークショップなども開催しているそうです。そのほかにも『映像』のもつ可能性や学問的な重要性を、気軽に多くの人に伝える企画も考えているようです!

まとめ

このようにメディアスタジオは、映像表現に取り組みたい人々の要望に応えてくれる施設であることが分かりました!私自身も、動画は写真のようにプリントできないので扱いに困っていました(定期的に捨てていたり…)。でも自分なりの表現ができるようになれば『何気ない日常のワンカット』も『かけがえのない思い出の1つ』になるのではないでしょうか?

もし「今は特に撮りたいものがない…」というような人でも、実は日常的にSNSやスマホなどで映像を撮影しているのではないでしょうか。ただ撮影するだけでなく、ワークショップに参加してみて、自分なりの表現を探してみてはいかがでしょうか?


東京大学情報学環メディアスタジオ
http://mediastudio-utokyo.com/