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皆さんこんにちは。本記事をご覧になっている皆さんの中には、就職活動に励んでいるという方も多いのではないでしょうか? もしかしたら、同期で、先輩で、公務員を志望されている、という話を耳にすることもあるかもしれません。

さて、公務員を志望されている方にとって、正念場の初夏がやってまいりました。既に5月11日には、国家総合職1次試験合格発表が行われました。晴れて2次試験への切符を獲得された方、おめでとうございます!官僚志望の皆さんへのエールを込めて、東大ナビでは2週に渡り、国家公務員志望に関するアンケート結果をお伝えしようと思います。

先日配信したアンケートでは、皆さんが抱く官僚に対するイメージ、公務員試験への意気込み、民間就活や学業との兼ね合いについて訊ねてみました。アンケートにはなんと192名もの方が回答してくださいました。これは東大ナビが過去に実施した任意解答のアンケート記事の中では最高記録です!皆さんの関心の高さがわかりますね。今回は官僚志望の回答者にフォーカスを当てて、官僚を目指すきっかけや、悩みについてまとめてみようと思います。

1.国家公務員総合職試験を受験する予定ですか。(回答数192)
まず、回答者のうち国家総合職を受験する割合を見てみましょう。受験済みの方も含めると、回答者の約半数(95名)が受験すると答えました。東大ナビのアンケートでは、通常、学部1,2年生の回答数が多数を占め、今回も過半数を超えていましたが、そんな中でも試験の受験する/したと回答した人が半数を占めていることから、東大生の志向性として官僚を目指す人が多いことを読み取ることができます。

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次に、国家総合職試験を受験予定または受験済と回答した皆さんに対して、官僚を目指し始めた時期とそのきっかけを訊いてみました。

2.いつから官僚を目指そうと考えましたか。(回答数95)
アンケートの結果、大学入学以前に官僚を目指すことを決意した方が6割(59名/95名)を超えました。10代のうちにやりたいことを見つけ、目的をもって大学に入学する意識の高さがうかがえます。

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3.官僚を目指そうとしたきっかけを教えてください。(回答数95)
実際の出会いを通じて、物語を通じて、官僚の生き様に感化された方が多くを占めました。その他意見として、日本のために働きたい、関心のある社会問題を解決したい、という大志を感じさせる意見や、政界を目指すための足掛かりとして考えているという意見もあり、皆さんの視野の広さが見受けられます。一般的に公務員=安定というイメージが強いですが、官僚は激務と噂されることもあり、安定しているからという意見は少数に留まりました。

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若いうちから高い目標を持つ皆さんの存在はとても頼もしく思えます。そんな皆さんでも不安に思っていることはあるのでしょうか。次は皆さんの不安や迷いについて深掘りしてみました。

4.官僚を目指す上で悩んでいることがあったら教えてください。(回答数95)
併願することによるリスク回避や、やりたいことを実現するためのセクター選び、待遇面での比較などから民間企業への就職も視野に入れている人が多いようです。難関試験を突破する準備のために、他にやりたいことを犠牲にする価値はあるのかという迷いも伝わってきます。また、最近の官僚叩きの風潮や、薄給・激務などの噂が足かせになっているようでもあります。

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5.他に就職先として考えているところを教えてください。(回答数95)
その他公務員・公社・団体を目指している方が圧倒的多数を占めました。官僚にならなくても公務に就きたいという気持ちが強いことがうかがえます。地方公務員や独立行政法人など、日本のために働く手段は沢山ありますからね。次いで、商社や金融など民間の中でもインフラとしての側面を持つ企業も視野に入れている人が多いようです。

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今回のアンケートからは、日本のために働く先輩の姿に憧れ、早いうちから進路を見据え、マイナスのイメージに迷いながらも公務への道を歩む、官僚を志望する東大生たちの芯の強さを垣間見ることができました。

次回の配信では、これから官僚になろうか迷っている皆さんを後押しするために、回答者から頂いた熱いコメントや、官僚になるまでの道のりをわかりやすくご紹介したいと思います。